リーダーシップには、見落としてはならない原則が2つある。

  • リーダーシップは、ただひとりの人物に帰するものでは決してない。
  • リーダーシップは、肩書や権威とは関係ない。

リーダーシップは、お互いに影響しあうところにどこでも成り立つものである。指導者は育成し、同時に育成される存在なのである。リーダーシップは、肩書きや地位で決まるものではない。

むしろリーダーシップが発揮されている会社は、地位や肩書きはあまり重要視していないものである。肩書きの前では、人は用心深くなり、お偉いさん?がどう反応するかを気にするあまり、会社や組織にとって重要なことまでやらなくなってしまうことが多々あるものである。

何かを成し遂げようとするとき、決して肩書きや権威に頼ってはいけないのである。どんな場合でも、警戒心を持つことなく、むしろお互いに尊敬し、いたわりの気持ちを持って協力し合うところに、リーダーシップの成果が生まれてくるものである。リーダーシップのイニシアティブはそういうものである。

著:佐藤創紀 →360サポーターズ

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