「人は誰も自分が必要とされているということを知り、感じなければならない。
人は誰もひとりの人間として扱われたいと望んでいる。責任を負う自由を与えれば、人は内に秘めている能力を発揮する。情報を持たないものは、責任を負うことはできないが、情報を与えられれば責任を負わざるおえない。」
ヤン・カールソン
前回でも述べたが、自分の仕事の意味を明確に持ち、自分の仕事に誇りと自信をもっている人からサービスを受けられる顧客こそ幸せではないだろうか…。そして、その人自体も幸せではないだろうか…。もし、自分の仕事が、人々に生涯で最良の一瞬を与えることができるなら、それ自体がなんとすばらしいことか…。
その原点になるものが、自己信頼であり、その自己信頼を確固としたものと自覚できるような環境やシステムを作ることも経営の重要な機軸である。逆にその機軸をそれぞれの社員の持つ自己信頼のうえにつくられ成長させていくことは、自分自身の人生への基軸となるものでもある。
著:佐藤創紀 →360サポーターズ