大抵の人は・・・

360度評価(多面評価)の効果、狙いの一つは「他人から見た自分自身」が分かる、という点にあるといえます。
それは自己認識力の強化につながるものでもあります。

声をレコーダーなどで聴いたときの違和感。
自分の声は「他人が聞く声」とは違うバイアスがかかっています。

声帯で発生した「空気の振動」は耳から入ってきます。
自身の場合それに加え、骨を通じて伝わる「骨伝導」の部分が加味されて耳には伝わります。
後者が自己認知と他者認知が違ってくる要因になるのです。

評価も、それに近いものがあります。

大抵の人は「自分では実行している」と思っていても、周囲からはそのように評価されない部分があります。
例えば「自分は、相手の話を良く聴いている」と思っていても、部下からは「そうでもない」という評価結果が出たりします。

ジョハリの心の窓」というコンセプトにあてはめて言うと、多面評価(360度評価)では「盲目の窓」を減らす効果が期待できる、という事になります。

文責:田辺和彦

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